愛犬の腎臓病

愛犬・愛猫の腎臓病

室内飼育の増加や獣医学の進歩により、ペットをとりまく環境が一変し寿命が延びるなかで、私たちと同じような健康問題・病気を抱える犬や猫が増加しています。

その中でも、腎臓病はガン、心臓病の次によく見られる病気です。
犬種・猫種を問わずに発症率が高い事は勿論ですが、症状に現れにくく、飼い主が気付いた時には既に手遅れの状態になってしまっているケースが多い為、死亡率が高いのが特徴です。

確かに、腎臓の機能を失ってしまった部分が元に戻る事はありませんし、完治が難しい病気でもあります。
ですが、まだ諦めないでください。ペットのために出来ることは残されているのです。
私どものペット漢方では、そんな腎臓病で苦しんでいるペットの漢方相談に力を入れて取り組んでいます。
正しい知識を身につけて、まだまだ元気に生活したいと願う愛するペットのためにも、出来る限りの対策を一緒に考えましょう。

 

【もしかして腎臓病!?】

腎臓病の主な症状として、飼い主さんに気づいて欲しい症状は以下のようなものがあります。

・最近ものすごく水を飲む

・たくさん尿が出る

・元気がない

・食欲がない

・嘔吐・下痢を繰り返す

・口内に腫瘍ができる

・口が臭い

・貧血・脱水症状など

このような症状がある場合は、何か問題がある可能性がありますので、そのまま放置せずに、急いで検査をしてあげてください。 この他にも飼い主様が日頃から気を付けるべき事はあります。

【腎臓疾患でもっとも多い腎不全とは!?】

腎臓は、体内で不必要であるゴミや老廃物をおしっこと一緒に排出し、さまざまなホルモンを出しています。
しかし、腎不全になるとこの腎臓が何らかの原因で機能障害をうけて機能が低下し、体内の老廃物の排泄や水分電解質バランスの調節などに異常を起こしてしまいます。また、ひどくなると死亡する場合があり怖い病気です。
特に、年を取る程この病気が発症しやすく、老犬が亡くなる死亡要因の1つと言われています。 腎不全は、最初は無症状ですが、症状が出始めた頃には、腎臓の損傷が激しい状態であり短時間で亡くなってしまうことがあり、とても危険です。
その経過によって急性腎不全と慢性腎不全に分けられ、それぞれ異なった症状を示します。

【急性腎不全】

急性腎不全は数時間から数日の経過で起こり、急激に腎臓の機能が低下したり、あるいは全く機能しなくなる状態を言います。体内の老廃物(毒素)を排出できなくなり、蓄積される事を尿毒症と言います。
急性腎不全は、尿量が急激に減少したり、嘔吐・下痢をくり返したあげく脱水が起こったり食欲がなくなり体重が減少などの症状が現れ、これらの症状は数時間から数日のうちに急速に悪化していきます。
これを見過ごしてしまうと、高カリウム血症や尿毒症を引き起こしてしまい、命にかかわることもあります。

原因・・腎臓に血液が流れなくなる場合、腎老化で腎臓の機能そのものが衰え た場合、腎臓で作られた尿が体外に排出されない場合など、急性腎不 全には3種類の場合があります。

腎前性急性腎不全

腎臓に流れ込む血液の量が減少し、腎臓の濾過機能が低下します。これにより、脱水、ショック、心不全などが生じ、原因としてあげられます。

腎性急性腎不全

腎臓機能そのものが低下したり、腎臓自体の障害で発生し、腎毒性物質や虚血などが原因です。

腎後性急性腎不全

尿路(尿管、膀胱、尿道)のいずれかが障害となり、尿(毒素)が体外に排出されなくなることが原因で発生します。

【慢性腎不全】

慢性腎不全は数ヶ月から数年の経過で腎機能の障害が進行します。腎臓機能が低下している状態、あるいは全く機能しなくなる状態で、これによって体内の老廃物(毒素)を排出できなくなり、蓄積される事を尿毒症と言います。
慢性腎不全は、嘔吐、下痢などの繰り返し見る見るうちに元気がなくなり、徐々に食欲も減りやせ細っていきます。
急性腎不全と異なるところは、最初はたくさん尿が出る事です。これは腎臓の機能が衰えてしまい、尿を濃くすることが出来なくなってしまうためです。 犬が次第に水をたくさん飲むようになるのは、水分が多く失われていくからです。

原因・・急性腎不全の繰り返しで、慢性腎不全となることもあります。 慢性腎不全の原因は腎臓自体が悪くなる事や、腎炎が進行する事で少 しずつ、腎機能が低下していき、腎臓の中のネフロンが少しずつ壊れ ていく為に腎臓が働かなくなってしまいます。 1歳未満の犬のほとんどは先天的腎形成異常によるものと言われてい ます。その他、糖尿病腎症・腎性尿崩症などがあげられます。

【腎臓病の予防・改善】

腎臓病に限らず、どんな病気にも言えることですが、『早期発見』することが何よりも大切です。 犬や猫が腎臓病になってしまった場合、腎臓病は発症したら治すことは難しく通常は、腎臓病の進行を遅らせる処置をとるしか方法がありません。
腎臓を維持させなくていけないため、整った食生活や十分な運動を常日頃から心掛ける事が一番の予防法です。
また、腎臓疾患は老化による身体機能の低下によって起こりやすく老化による免疫力の低下により自然治癒力も下がり病気が治りにくい体質になります。
食事や運動に加え、発症原因をできるだけ排除する事、根本的な体質改善と免疫力を高めることが大切です。 早期発見の為に定期的な健康診断を受ける事もオススメします。

【腎臓病における漢方対策法】

人間で漢方対策する場合でも腎臓病対策においての大事なポイントは、完治させることは困難ですので、『いかにして症状の進行を止めるか。または、遅らせるか。』という事です。 そして、漢方対策での基本アプローチは、

腎臓内の血流を向上して、血液の濾過能力を高めること

身体全体の水分代謝を高めること

体内の炎症を抑えること

この上記3点がとても重要になってきます。
この3点を、「諸症状」や「血液検査数値」に合わせて漢方対策します。

「腎」そのものの力を向上させる漢方 ~ 補腎の漢方

「腎」に『気(エネルギー)』を補う漢方 ~ 補気の漢方

「腎」の血流を改善する漢方 ~ 活血の漢方

排尿を促し、身体全体の水分代謝を改善する漢方~ 利水の漢方

「腎」を含めた体内の炎症を抑える漢方 ~ 清熱の漢方

これらの様々な漢方薬を的確に組み合わせることで、症状の進行を抑え込みます。

【愛犬・愛猫の腎臓病でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。】【相談無料】

ペット漢方相談ドットコムのご相談ポリシー

①ペットにとって最も適した対策を判断するためにも、ペットの情報を詳しくお聞きします。 「血液検査数値」「服用している医薬品・健康食品」「排尿・排便の状況」「食事・水分の摂取状況」などをお伺いいたしますので可能な範囲でご準備くださいますようお願いします。

②ペットの状況によって必要となる対策方法は異なりますので、詳しくお話をお聞きした結果、その時点での『最良と判断する対策法』をご紹介させていただきます。 よって、ペットの状況が判断できない詳しく対策方法をお伝えすることが難しいことをご理解ください。

③対策を始めて以降は、随時、途中での経過を確認する必要があります。情報交換を行うために、連絡を取り合える方(ご家族様でも可)でなければ適切な対応ができませんので、その旨ご了承ください。

④何よりもペットの飼い主様が前向きな気持ちで対策に取り組んでいただけることを前提としています。
飼い主様の『前向きな気持ち・気力』は、愛犬・愛猫の身体を正常化する原動力ですし、対策の効果を必ずや後押しします。(実際に、前向きな方に効果が出ています。) お気持ちが前向きでない方には、対策方法をお伝えできない場合もございますのでご了承ください。

愛犬・愛猫の腎臓病の漢方相談:お電話


が定休日です。

愛犬・愛猫の腎臓病についてご相談したいという方はお電話での相談をオススメします。
直接詳しくお話をお伺いすることができますので、今後の対策法に関して早くお伝えすることができます。

ペット漢方相談室 0120-856-032
ご相談受付:【09:30~18:30】

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