【気管虚脱症とは?】
中年期を過ぎたころの超小型犬~小型犬に多く見られる病気です。
期間の一部(多くは首から胸への移行部)が狭くなり咳が酷く、呼吸が苦しくなります。
飼い主としても苦しそうに呼吸をしてるのを見るのは忍びないと思います。
原因は、多々言われていますが一言で言うなら、「気管の老化により気管の硬さと弾力性がなくなった」事です。
時間と共に進行し、やがて意識は正常でも重度の呼吸困難が続くというかわいそうな状態になり、
呼吸困難のまま力尽きるという結末になることもあります。
気管の構造自体が壊れた状態ですから、治療しても元の状態に治ることはありません。

『病院での治療』
気管支拡張剤や抗炎症剤、抗生物質などが処方されます。ステロイド剤が良く効くので、初期の段階はこれで抑える事が多いですが、壊れた気管を元に戻す治療では無いので、
やがて毎日投与しても咳をコントロールできなくなります。
重度の呼吸困難になると酸素吸入で一時の危機をしのぐことになりますが、それさえも困難になり最後になります。
つぶれかかった気管にステントをいれて拡張させる手術を提案されることもあります。

 

《漢方生薬やサプリメントを使用する場合》
特に犬に多い病気です。5歳を超えた頃から気を付けた方が良いでしょう。下から飼い主を見上げる小型犬に多いのも特徴です。
肥満気味の子であればダイエットは必須です。
漢方生薬やサプリメントを使用した対策だと肺の機能を高める生薬や、炎症を鎮める効果の期待できる物を使用します。
完治する病気ではありませんので、生涯与えていける物を続けるのが一番だと思います。

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